2015年10月30日金曜日

迫川分校出身の 漫画家さん

 はざかわっ子3年生は,総合的な学習の時間で,地域の宝を調べて紹介しようとしています。そんな中,迫川分校を卒業して今では東京で漫画家となって活躍されている『岩本ナオ』さんのことを知りました。迫川分校図書館には,漫画はほとんどありませんが,郷土の方の作品として二つの作品が置かれてありました。その作風は,ご自分が育った土地を舞台にした作品が多いそうです。
 確かに,作品の中には,奥迫川のシンボル『大山桜』や他の灘崎の見覚えのある景色が描かれています。漫画家になる夢を叶えて遠い東京で活躍されている『岩本ナオ』さんのように,夢に向かって頑張っていきたいなあと思う はざかわっ子たちでした。そこで,そんな思いを岩本ナオさんに伝えたいと手紙を書いて送りました。すると,その手紙が出してしばらくしたある日,ツイッターに「田舎の母校からお手紙が・・・」と喜びをつぶやかれていました。
 喜んでもらえて嬉しく思う はざかわっ子3年生でした。遠く離れていても,つながりを感じることができ,元気いただけました!!

わくわく発表会 ~ 着々と ~

 11月7日のわくわく発表会に向けて,各学級で学習を進めていますが,いよいよ発表会まで1週間となりました。詩の群読や,合奏や歌は,全校みんなで力を合わせて息のあったハーモニーを徐々に響かせられるようになってきました。今朝は,詩の群読を唱えながら,元気に登校してきた班がありました。やる気が高まり,自分たちで楽しみながら取り組んでいる様子を見て嬉しくなります。
 今日は,発表会プログラムを最初から通して行い,各学級の互いの発表を見せ合いました。どの学年も精一杯頑張っている様子が見られ,はざかわっ子の意欲が伝わりました。そして,互いに見てよかったなあと感じたことを「一言プレゼント」として紹介し合いました。

 発表会当日には,保護者の方々を始め,地域の方々もお招きしているので,もっといい発表にしていきたいなあと,気持ちが高まっているところです。まさに『わくわく』発表会となりそうです。


『しげちゃん』・・・・・・おはなし広場

  10月27日~11月9日は読書週間です。この期間のお話広場の担当は,教頭先生でした。選んだ本は『しげちゃん』(室井滋/作 長谷川義史/絵 金の星社)です。
 今回の本は,大型絵本ではないので,みんなにも絵がよく見えるように,タブレットを活用して大型テレビに絵を映しながら,お話を始めました。見せたい箇所を簡単に大きく映せて,お話をうまく伝えられました。
 この絵本は,女優でエッセイストの室井滋さん(本名)が,嫌いだった自分の名前について,子ども時代のエピソードを描いた絵本です。「しげる」という名前,確かに幼い子どもにしてみれば,複雑な気持ちになるかもしれませんね。
 お話は,・・・   。ぜひ,読んでみてください。
(現在は迫川分校で借りられます。市立図書館の蔵書ですので,灘崎図書館で予約をすることもできますよ。)
 読み終えた後,はざかわっ子にも,自分の名前について好きかどうか尋ねてみました。好きだと静かに頷く子,ううーん・・・と首を傾げている子といろいろでした。誰でも約10か月もの間,お母さんのお腹の中で大切に大切にされて生まれてきたのです。そして,大切にしてきた小さな命に様々な思いや願いをかけて名前をつけるのです。間違いなく素敵な名前なのです。まだ,自分の名前にかけられた願いや思いなど,由来を聞かせてもらってはいない子も多いようでしたが,子ども達の成長に合わせて,いつかぜひ聞かせてあげてほしいと思います。きっと,もっと名前を大切に,そして,もっと自分自身を大切にできるようになるのではないでしょうか。
 一冊の絵本から,名前について,ほんの少し振り返ってみました。秋は様々な実りの秋。秋の夜長を読書や読書をきっかけとした家族団らんの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 
※ 迫川分校では,月に一回,業前の朝学習の時間に,「おはなし広場」という時間を設定し,はざかわっ子たちへの読み聞かせを職員や読書ボランティアさん,図書チーム(はざかわっ子)等が行っています。

2015年10月28日水曜日

灘崎中学校区 メディアサミット開催!!


 全国的にも課題となっているメディアとのつきあい方は,この灘崎中学校区でも共通の課題として各小中学校で取り組んでいるところです。今年度はメディアとのつきあい方を児童生徒自らが,
何が問題で,どうしていくべきかということをしっかりと考え,話し合い,自分たちのためのルールを自分たちで決めるようにしました。
 今日は,灘崎中学校区の各小中学校の代表児童生徒がウェルポートなださき かしの木ホールに集まり,各小中学校で取り組んできた内容を報告し合いました。保護者の方や地域の方も多数駆けつけてくださった中でのメディアサミットとなりました。
 それぞれの学校で話し合って決めたルールやマナーについて,また,話し合った流れなども報告があり,どの学校の発表からも,自分たちの課題としてしっかりと考えてきたことが伝わってきました。


私たちの『なだっこメディア宣言』
(第1条)友との関係をくずさないように,うまくメディアと向き合います。
(第2条)時間のめやすを決めて,メディアと付き合います。
(第3条)オフメディアで生まれた時間を有効に使います。

 他校の実践を聞いて,自分たちだけが頑張っているのではなく,中学校区の先輩や他校の友だちも同じ課題に向かって一緒に考え,頑張っていることを知り,参加したなだっ子は,勇気がもてたのではないでしょうか。
 さらに,灘崎中の生徒会から,それぞれの学校からの意見を集約したスローガン『めざせメディアマスター』が提案されました。この提案について各校の代表から感想や意見が出されました。「安易にメディアを使いまくる達人という意味に思われないか」といった意見も出され,とらえ方について考えることができました。「オフメディアの意味も含めたメディアを上手に使える達人になろう。」という意味づけをしているという説明があり,スローガンにかけられた思いを知り,意味を深め合った上で,このスローガンを採択することになりました。
 代表で参加したみなさん,お疲れ様でした。話し合ったことを,なだっ子,はざかわっ子にしっかりと伝えていきましょう。参加くださった,保護者の方々,地域の方々本当にありがとうございました。

 迫川分校でも,下校前の帰りの会で「なだっこメディア宣言」を唱える声が響いてきます。着実によりよい未来をめざして歩んでいますね。

2015年10月27日火曜日

新しいなだっ子たち,はざかわっ子たち集合!!


 今度桜の咲く頃に なだっ子,はざかわっ子になる子ども達が,健康診断を受けるために灘崎小学校に集まりました。今,通っている幼稚園や保育園にはないような大きなお部屋(体育館)に集まりました。思わず走り出してしまいたいぐらい広いお部屋でしたね。
 でも,今日は健康診断のためのいろいろな道具やたくさんの椅子が並べられているので,走って遊ぶことはできません。聞き分けのいい 新しいなだっ子,はざかわっ子たちは,教頭先生が学区の弾力化やイマージョンスクールの申請の話などをされている間も,おうちの方の横で静かに座って待つことができていましたね。立派でした。
 健康診断は,保護者の方々のご協力をいただき,予定通り行うことができました。ありがとうございました。本日の健康診断で気になったところがありましたら,春には元気に入学をしていただくために早めの治療をおすすめいたします。新しいなだっ子たち,はざかわっ子たちと一緒に勉強できるのを楽しみにしています。

2015年10月26日月曜日

「教室はまちがうところだ!!」  〜 児童朝会 ~



 今朝は,ちょっと肌寒くはありましたが,真っ青なさわやかな秋空のよい天気でした。月曜日は朝一番のチャイムの合図で,学級毎に整列し,児童朝会が始まります。校長先生から,期待する はざかわっ子の姿のお話がありました。
 本年度のノーベル医学生理学賞を受賞した大村智さんは,土の中の微生物を研究し,病気の特効薬を開発しました。その薬のおかげで二億人の命が救われたそうです。
 そんな大村さんは,受賞記念の記者会見で,「成功した人は,他の人より倍も3倍も失敗している」と話し,失敗やまちがいを恐れるなと語りました。
 みなさんの中に,まちがったら嫌だな,はずかしいなと思って教室で手を挙げるのをやめている人はいませんか。まちがえることは,はずかしいことではありません。むしろ,まちがうことでみんなの考えが深まったり,答えにたどりつく楽しみが増えていったりするのです。
 教室はまちがうところ!自分の意見や思いをしっかりと伝え,正解やまちがいをくり返しながら,みんなで一緒に成長していきましょう。

なだっ子メディア宣言

 灘崎中学校区は、メディアとのつきあい方を中学校区共通の課題として,取り組みを進めています。先週は,中学校区の小学校、中学校、認定こども園、保育園のどの校園でも、第3回目のオフメディアウィーク(極力メディアを使わない生活をする1週間)を実施しました。でも,おうちに帰るとオフメディアウィークだということをうっかり忘れて,無意識にだらだらとテレビを見てしまったと反省した はざかわっ子もいたようです。
 振り返りカードでメディアとの時間を振り返ってみることで,○になる日ばかりでなくても,メディアとのつきあい方を考える1週間になったのではないでしょうか。

 二学期のオフメディアウィークは終わりましたが,一学期から児童会が中心となって呼びかけ,各学級から出し合った意見をもとに作成したルールが『なだっ子メディア宣言』となって,各教室に届きました。
 早速,教室にも掲示され,帰りの会で唱えてみました。この『なだっ子メディア宣言』を共通の約束として心にとめ,これからの生活に生かしていきたいですね。