はざかわっ子3年生は,本校との交流で本校に登校しました。3年生は社会科で昔の生活を学習しているところで,1,2校時になだっ子&はざかわっ子の3年生みんなで七輪体験をしました。 雪花の散るとても寒い日でしたが,昔の生活の大変さを実感するよい機会となりました。こんなに寒くてもガスや電気が使えない時代には,薪や炭に火をつけて食事の用意をしたり,暖をとったりしていたのですね。
まずは,火おこしです。でも,マッチを擦る経験の少ない なだっ子&はざかわっ子3年生たちには,マッチを擦ることも一苦労。先生の注意を守って安全には気をつけて擦ってみます。火がついたことに大喜びするも,喜びもつかの間,火もその喜びも風がかき消してしまいます。マッチを擦る人が風上に背を向けて,周りの友達が風を遮るようにして,工夫している班もいましたね。それぞれの班が協力して工夫して,やっと七輪に入れた新聞紙に火がつけられるようになりました。紙の火力は弱く,すぐに燃え尽きてしまうので,新聞紙の火で割り箸を燃やし,炭に火を移していきます。始めのうちはどの班もついては消え,ついては消え,何度もトライです。
炭に火がつきかけたら,空気をしっかりと送ります。団扇や火吹き竹を使って一生懸命,交代で寒さを忘れるほど力一杯空気を送っていましたね。なだっこ&はざかわっ子3年生の協力の甲斐あって,どの班も見事炭に火がつきました。
炭に火が十分ついたら,いよいよお餅を焼きます。ガスや電気のなかった昔の生活のほんの一部を体験できた なだっこ&はざかわっ子たち。今ある便利な生活は,こんな苦労を長い年月経て,多くの人の知恵と努力によって生み出されてきたものなんですね。そんな思いを,焼き上がったお餅と一緒に味わうことができました。
体験して学習したことは,単なる知識だけでなく心に残る学習になることが多いです。安全面への配慮から なだっこ応援団の方々に見守りいただいたり,やり方を教えていただいたりしたからこそ,実施出来た学習でした。たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
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