2015年12月11日金曜日

図書館でも人権について考えます!!


 12月4日から始まった人権週間の取り組みの一つとして,各クラスの図書の時間に,「ほかほか言葉・ちくちく言葉について考えよう!」をテーマに読み聞かせを行いました。
 まず,『どんな きもち?』(ミース・ファン・ハウト作 西村書店)を読んで,「どんなときに心がほかほかするかな?ちくちくするかな?」と尋ねてみました。赤と青の札を持って,「ほかほか」は赤,「ちくちく」は青の札を挙げます。「るんるんは,ほかほかだ!」とすぐに挙げられるときも,「もやもやは,どんな気持ちかな。」と考えてしまうときもあり,いろんな気持ちについて考えるきっかけになりました。

その後,1・2年生は『ありがとうのきもち』(柴田愛子文 長野ヒデ子絵 ポプラ社)を読みました。主人公の女の子が友だちに「ありがとうカード」を送るというお話です。「あばれんぼう」と「げんきいっぱい」,どちらの言葉をもらったらうれしいでしょうか?はざかわっ子に尋ねると,「もちろんげんきいっぱい!」と返ってきました。自分の気持ちをどうしたら相手にちゃんと伝えられるか,考えさせられる一冊でした。

 3年生には,『ええところ』『へなちょこ』(くすのきしげのり作 ふるしょうようこ絵 学研教育出版)の2冊を読みました。『ええところ』は「自分のいいところってなんだろう?」と悩んでいる女の子,『へなちょこ』は なわとびができないのに,「できる」とウソをついてしまった女の子が主人公です。二人は仲良しで,どちらのお話も友だちの「ほかほか言葉」に元気をもらうお話になっています。読んだ後に、出てきた「ほかほか言葉」「ちくちく言葉」を出してもらいながら,「ほかほか言葉」について考えました。

人権週間が終わっても,たくさんの「ほかほか言葉」が自分の言葉として使えるようになるといいですね。




2015年12月9日水曜日

本分交流で,覚えてきました!!


 12月8日に,本分交流で本校に通ったはざかわっ子3年生には,あるミッションがありました。それは,これからも一緒に勉強をしていく仲間の名前を全員覚えてくることです。ですから,本校のお友だちの自己紹介を本気で聞きました。早くみんなと仲良くなりたくて。
 分校に帰ってから,覚えられたかどうか尋ねてみると,自信ありげな表情で「言えるよ!」の返事。二人とも本校の友だちの顔写真を見るや早押しクイズさながらに競うようにフルネームですらすらと言えるのです。あの日会えた なだっ子3年生,全員の名前をです!!流石です!
 1月の本分交流も,とても楽しみにしている はざかわっ子3年生です!!

キラキラ発表!!     みんな輝いてるよ!!

 
 はざかわっ子2年生の教室では,帰りの会の中に『キラキラ発表』というコーナーがあります。1日を振り返って,【友だちのことを考えてしたこと】【友だちの頑張っていたこと】などを紹介するコーナーです。
 その日の日直が,発表をきいて瓶の中にビー玉を入れていきます。はざかわっ子2年生のキラッと輝いた姿がビー玉に置き換わり,たまったたくさんのビー玉が学級の高まりを感じさせてくれます。一人の輝きがみんなの喜びにも変わります。友だちやまわりの人たちに誉めてもらって認められることって,いくつになっても嬉しいものですね。


 実は,この瓶,11月末までに11回も“いっぱい”になったことがあるそうです。みんなの力で はざかわっ子の輝きがどんどん増していくことでしょう。楽しみです!!






2015年12月8日火曜日

本分交流 はじまる!!     


 本分交流とは,灘崎小学校本校の3年生と迫川分校3年生が交流することで,互いの良さを認め合い,同じ灘崎小学校の仲間としての意識をもてるようにする取り組みです。
 はざかわっ子の3年生は,運動会の練習や観劇の時のように本校の通学班で本校へ登校します。12月,1月,2月に1度ずつの計3回行います。
ここは,本校です。

 運動会をはじめ,社会科見学2回を一緒にしてきたので,名前と顔が一致する友だちは増えてきました。でも,本校の友だちに,分校の良さを上手に伝えられるだろうか,みんなが聞いてくれるかなと,ちょっぴり不安を抱えての登校だったようです。

加藤清正ジャンケン!?くわしくは 3年生にお尋ねください!!
  1校時目は,仲間づくりのレクレーションを実施してもらい,楽しい雰囲気に包まれ緊張がほぐれてきました。2校時目と3校時目には,3年A組とB組のなだっ子から,国語の3年峠の劇を見せてもらったり,合奏や歌の演奏を聴かせてもらったりしました。はざかわっ子の仲間だけではできない,たくさんの友だちの良さが表れていたり,大勢の音の重なりを聴かせてもらったりしました。
 また,一人一人から自己紹介をたっぷりと聞かせてもらいました。分校のはざかわっ子に負けない,楽しい仲間がたくさんいるのがわかりました。一緒に遊んだり,勉強したりするのが楽しみになってきましたね。

 さあ,4校時目いよいよC組,はざかわっ子の番がやってきました。迫川分校のことをもっと知ってもらえるように,迫川分校の壁新聞を作ってきました。その壁新聞を使って,クイズも交えながら紹介しました。続いて,わくわく発表会で紹介した『迫川(地域)の宝』を発表しました。本校のなだっ子たちは,はざかわっ子の頑張りに応えて,時には驚いた声を漏らしたり,頷いたりしながら一生懸命聴いてくれていました。約30分間の発表でしたが,あっという間に感じられました。
 発表後は,感想や質問コーナーです。「よく聞こえたよ」「テレビを使って写真を大きくして見せてくれたので,説明がよくわかった」「迫川に住んでいても,知らないことがわかった」などの感想を話してくれました。なだっ子に伝わっています!大成功です!!

  本分交流1日目が,終わりました。なだっ子のみんなと一緒に楽しめました。そして,みんなと頑張っていきたいと思えた本分交流になったようです。今度は,1月です。どうも,ありがとうございました。