2015年10月9日金曜日

西大寺観音院とお菓子工場に行ってきました!!




 なだっこ(はざかわっ子)の3年生は,秋の社会科見学に行ってきました。今回は,バスを使っての校外学習です。迫川で,はざかわっ子からの乗車です。広い車内で,見晴らし最高!気分は盛り上がります。ウェルポートなださきで,本校の友だちと合流して,いざ,西大寺方面へ。
 バスの中では,本校の西野先生のバスガイドが始まりました。様々なクイズ形式の問題を用意され,楽しく進められました。今回の社会科見学のめあてを再確認し,見たい,聞きたい,調べたい気持ちがグンと高まりました。


 観音院では,住職さんがお話をしてくださり,西大寺会陽のビデオも見せてくださいました。西大寺観音院の歴史と,はだか祭りのことが少しずつ分かってきました。住職さんが道徳の大切さを説かれていたのは,心に残りましたね。感謝をする気持ちが伝わったのか,しっかりと何度も礼をして退出していましたね。打てば響く なだっこ(はざかわっ子)あっぱれ!

 はだか祭りで,宝木を投下する御福窓を発見!境内の二階にも上がらせていただいて,窓から境内を見下ろしてみました。はだか祭りの時には,この境内に5千人もの人たちが宝木を求めてひしめき合います。熱気の立ち上る中で,この窓から,宝木が投げられるのです。まさに奇祭!五穀豊穣という願いは同じでも,お祭りにはいろいろなものがあるのですね。

 公園に移動中,サイの像を発見。西大寺とサイの関連とは?西野先生からも問題として出されていましたね。
 安隆上人という人がおられ、ある時に夢で備前金岡庄の観音堂を修築するようにというお告げを受けて瀬戸内海を進んで目的地へ急いでいました。
 その途中、安隆上人の目の前に竜神が現れ、彼にサイの角を授けました。信心深い安隆上人はそのサイの角を大事に持ち、自ら寺を建てる際に地面に埋めておいたのです。
 その事からサイ(犀)の角を戴いた寺、転じて犀戴寺(サイダイジ)となり、いつしかその文字が変化して現在の西大寺となったそうです。今から1200年以上も前のお話だそうです。林先生も知らない初耳学でしょう!


 社会科見学の3つめのめあてだった公共の場所でのマナー。しっかり守って,お弁当やおやつを食べることができていましたね。たいへん立派でした。 とっても素敵なお弁当も拝見しました。朝早くからお弁当を作ってくださったおうちの方々,本当にお疲れ様でした。


 午後は,もう一つの見学場所のお菓子工場の見学です。畠山製菓の社長さんが出迎えて,お話をしてくださいました。会社説明のビデオも見せていただきました。その後,工場の中の見学です。米やもち米を精米したり,もちをついたりする機械を始めとするいろいろな機械がありました。時間によって,動いている機械もあれば,休んでいる機械もあるんですね。見学行程は,マスク・帽子の着用が義務づけられていました。社長さんも例外ではありません。扉もきちんと閉めて,虫やゴミをシャットアウトです!

 焼き上がったせんべいがいい香りをさせながら次々と流れていきます。興味津々!!
 工場で焼きたてのお菓子を社長さんから手渡しでいただきました。これは,おかきか,せんべいでしょうか?おかきとせんべいの違いは,教えていただきましたね。これは,お米(うるち米)を原料とするせんべいでした。サクサクした食感がたまらない美味しさでした!





 畠山製菓の社長さんの自慢が,値段が多少高くても原料のお米は,日本産のお米を使っているとのことでした。日本の農業を大切にされている気持ちが,嬉しくなりました。
 質問タイムでは,見学だけでは知ることのできない働いている方々の気持ちを尋ねることができた はざかわっ子たち。お客さんの喜ぶ声が嬉しいからこそ,元気に働けるのですね。会社として,お客さんや日本を大切にしたい気持ちが様々な工夫を生み出しているのですね。
 最後にバスの中で,畠山製菓の黒田官兵衛せんべいと西大寺観音院のお守りが配られました。せんべいは,家族の数に割っていただくようにと言われていましたが・・・?みなさんのお口に届いたでしょうか。西大寺観音院でいただいたお守りには,宝木につけている同じ香りがしているそうです。匂った感想はどうでしょうか?実りの秋にふさわしい充実した社会科見学でした。

秋をさがしに行ってきたよ!!

 なだっこ(はざかわっ子)の1年生は,生活科の学習で秋探しをするために,岡山県総合グラウンドを訪ねます。大きな観光バスが迫川まで迎えに来てくれました。ウェルポートなださきで本校のなだっことも合流して出発しました。


 「木々の葉っぱが赤くなっててきれいだね。」とか,「風が涼しいなあ。」とか,秋を感じる生活科見学になりました。春にはなかった紅や黄色に色づいた落ち葉やどんぐりを拾いました。

 お昼は,おうちの方が朝早くから起きて作ってくれたお弁当です。心のこもった素敵なお弁当でした。「食べるのがもったいない!」と話しているお友だちもいたようですね。
 教室では味わえない楽しい学習になりました。おうちに帰ったら,楽しかったお話がいっぱいできそうですね。

2015年10月8日木曜日

学校公開日・授業参観・懇談~ありがとうございました


 今日は,授業参観・懇談日(学校公開日)でした。保護者の方を始め,地域の方々にもお越しいただきました。
 1年生では道徳と算数を,2年生では国語と道徳を,3年生では道徳と算数を参観していただきました。日常の授業ではありますが,日頃よりも張り切って取り組んでいた はざかわっ子でした。おいでくださった皆様,ありがとうございました。
 
 また,来年度入学される園児の保護者の方には,学校説明会にもご参加いただきました。説明会では,分校での生活の様子の画像を見ていただきながら聞いていただきました。はざかわっ子の分校生活の様子を知っていただくよい機会となりました。
来年一年生になる はざかわっ子も何人か来ていましたね。「また,会いましょうね。」と声をかけると,「さようならー」と元気な声を一人一人が返してくれました。4月がとても楽しみになりました。

 参観日等の行事等で,保護者の方々や地域の方にご来校いただく時間には,登校時の通用門の鍵をあけておくことにしました。ご利用ください。
 

2015年10月7日水曜日

第2回 クリーン作戦!!


 秋晴れに恵まれたさわやかな日です。今日は,夏の水泳の時期には,よく訪ねていた「なだちゃんファーム」でクリーン作戦を実施します。作戦の内容としては迫川分校プールに併設されている畑で主に草取りを行います。
 草取り前に,虫採りもやってしまおうという欲張った大作戦です。

 まずは,網の使い方を確認です。虫採りに熱中する余り,網で友だちにケガをさせてしまわないように約束をしました。
 早速,エイヤー!
 網に虫は入っているでしょうか?! 
 すぐに,コオロギを捕まえられて満面の笑み!


 虫採り作戦が修了したら,いよいよ本番のクリーン作戦です。みんなで力を合わせて草を抜いて集めました。多少汗ばむ天気でしたが,日頃の清掃活動で培った実践力を発揮するよい機会となりました。きれいになった『なだちゃんファーム』。ここで,次の『どでかぼちゃ』がどれだけ育つか楽しみですね。















2015年10月6日火曜日

せかいのひとびと ~図書



『せかいのひとびと』(ピーター・スピアー/えとぶん 松川真弓/やく 評論社)

 ラグビーワールドカップで,日本代表チームは,歴史的な活躍をしています。おかげでラグビーをよく知らない人にも,ラグビーや世界の国々への関心も広がりつつありますね。
 この間の対戦相手は,サモアでした。せっかくの機会なので,サモアを地球儀で調べてみました。日本より遠く離れた小さな小さな国だと分かりました。世界にはいろいろな国があることを改めて感じたところで,『せかいのひとびと』という絵本を読んでもらいました。言葉も文字も服も,肌の色も,いろいろな違いが紹介されていました。読んでもらっているときに“みんなちがって,みんないい”という金子みすゞさんの詩のフレーズも思い浮かびましたね。世界のことにちょっぴり関心がもてる時間となりました。

太陽と影の動き



 折しも,ノーベル賞の発表があり,日本の科学者が連日次々と選ばれています。同じ日本人として誇らしく喜ばしいことですね。受賞された梶田隆章さん,大村智さん おめでとうございます。
 はざかわっ子にも,虫が好き,生き物が好き!,植物が好き,観察が好き,実験が好き!なんていう理科好きな子ども達がいます。今日は天気がよかったのですが,外で遊べることを喜ぶよりも「今日は太陽の観察ができる!」と喜んでいる子がいました。未来の科学者にというわけではありませんが,私たちの身の回りにある自然の事象に興味を持ち,不思議がったり,おもしろがったりして関心をもつことができるって,とっても素敵なことですね。
 今日は,1時間毎に,影の動きと太陽の動きを記録していきました。予想と同じ動きをしていたでしょうか?取った記録を元に,新たな発見が見つかるかな。下校時には,自分たちの影をつないで,影遊びも楽しみましたよ。理科って楽しいね。

大山桜に会いに行こう!~地域の宝~


  奥迫川には,地域の宝『大山桜』があります。春にも桜が咲く頃に訪ねていきましたが,秋の大山桜は,どうなっているのでしょうか。3年生二人が,奥迫川の大山桜に会いに行ってみることにしました。





 登山道の入口に到着です。ここまで迫川分校から約1.3kmです。分校からは,緩やかな坂が続いていましたが,このくらいは,はざかわっ子には,お茶の子さいさい!です。まだまだ元気いっぱいです。


 小道を歩いていくと,山林の中へ入っていきます。看板や表示札は,伸びた草で覆われて読めなくなっている物もありました。整備された段々になった道も見えにくなって,人を拒んでいるようにも感じます。



 山林の中,中腹にさしかかったところにある表示札が根元から折れていました。誰かが折ったの?
 実は,7月に来た台風11号の残した傷跡だったようです。1学期末に学校を臨時休業にしたあの台風が,こんな被害を残していたとは,知りませんでした。


 立て札だけでなく,林の中の木々を何本も折っていました。登山道に張られたロープをたよりに進みますが,道を遮る折れた木々がたくさんありました。


 林をぬけると背丈ほどもある草が伸びており,先には進むのは難しそうです。観光に訪れた人たちが落ちないように張られたロープの柵も草の中に埋もれています。



 看板まではと草をかき分けたどり着きました。大山桜自身が,会いに来た人たちを歓迎しているようなメッセージが書かれてありました。声に出し,一通り読んでみましたが,難しいことも書かれていたので,分校に帰って,また読み返してみようと思います。わからないところは,調べてみないとね。




 大山桜の幹までは近寄れませんでしたが,大山桜に会うことができました。林の中の木々はたくさん倒れているのに,開けた斜面に立つ大山桜は,倒れずしっかりと立っています。樹齢500年とも言われているのに,流石は地域の主一樹だなあ,すごいなあと感心しました。何か秘密があるのかなあ。


 春には下山道を下りましたが,道が見えなくて迷いそうなので,来た登山道を下りていきました。下りは,ロープを持ってブレーキをかけながら,でも,すいすいと歩くことができました。
 今のままでは,大勢の方が大山桜に会いに来ることは,難しそうです。




 無事に登り下りができたので,途中にある祠でお礼を言って下山しました。
 登山道は,この先どうなるのでしょうか。春を迎えるための大山桜は,どんな準備をしているのか,桜守の方に尋ねることにして奥迫川を後にしました。






迫川分館(サロン)におじゃましました





 2年生では,地域のみなさんと,もっとなかよくなりたくて「もっと なかよし まちたんけん」の学習をしています。先日,迫川分館の館長さんを訪ねたときに,出会った分館にいらっしゃった地域の方々も,とても喜んで歓迎してくださいました。自分たちが訪ねていくことで喜んでもらえた体験をした2年生は,もっと地域の方々に喜んでもらいたいなと考え,国語の勉強を活かした?なぞなぞやだじゃれを準備して披露しました。その後,一緒にしりとりをして楽しい一時を過ごしました。
 みなさん,とっても素敵な笑顔で見送ってくださいました。はざかわっ子の明るさ,元気を届けることができたようです。