奥迫川には,地域の宝『大山桜』があります。春にも桜が咲く頃に訪ねていきましたが,秋の大山桜は,どうなっているのでしょうか。3年生二人が,奥迫川の大山桜に会いに行ってみることにしました。
小道を歩いていくと,山林の中へ入っていきます。看板や表示札は,伸びた草で覆われて読めなくなっている物もありました。整備された段々になった道も見えにくなって,人を拒んでいるようにも感じます。
実は,7月に来た台風11号の残した傷跡だったようです。1学期末に学校を臨時休業にしたあの台風が,こんな被害を残していたとは,知りませんでした。
立て札だけでなく,林の中の木々を何本も折っていました。登山道に張られたロープをたよりに進みますが,道を遮る折れた木々がたくさんありました。
林をぬけると背丈ほどもある草が伸びており,先には進むのは難しそうです。観光に訪れた人たちが落ちないように張られたロープの柵も草の中に埋もれています。
看板まではと草をかき分けたどり着きました。大山桜自身が,会いに来た人たちを歓迎しているようなメッセージが書かれてありました。声に出し,一通り読んでみましたが,難しいことも書かれていたので,分校に帰って,また読み返してみようと思います。わからないところは,調べてみないとね。
今のままでは,大勢の方が大山桜に会いに来ることは,難しそうです。
登山道は,この先どうなるのでしょうか。春を迎えるための大山桜は,どんな準備をしているのか,桜守の方に尋ねることにして奥迫川を後にしました。
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