なだっこ(はざかわっ子)の3年生は,秋の社会科見学に行ってきました。今回は,バスを使っての校外学習です。迫川で,はざかわっ子からの乗車です。広い車内で,見晴らし最高!気分は盛り上がります。ウェルポートなださきで,本校の友だちと合流して,いざ,西大寺方面へ。
バスの中では,本校の西野先生のバスガイドが始まりました。様々なクイズ形式の問題を用意され,楽しく進められました。今回の社会科見学のめあてを再確認し,見たい,聞きたい,調べたい気持ちがグンと高まりました。
観音院では,住職さんがお話をしてくださり,西大寺会陽のビデオも見せてくださいました。西大寺観音院の歴史と,はだか祭りのことが少しずつ分かってきました。住職さんが道徳の大切さを説かれていたのは,心に残りましたね。感謝をする気持ちが伝わったのか,しっかりと何度も礼をして退出していましたね。打てば響く なだっこ(はざかわっ子)あっぱれ!
はだか祭りで,宝木を投下する御福窓を発見!境内の二階にも上がらせていただいて,窓から境内を見下ろしてみました。はだか祭りの時には,この境内に5千人もの人たちが宝木を求めてひしめき合います。熱気の立ち上る中で,この窓から,宝木が投げられるのです。まさに奇祭!五穀豊穣という願いは同じでも,お祭りにはいろいろなものがあるのですね。
公園に移動中,サイの像を発見。西大寺とサイの関連とは?西野先生からも問題として出されていましたね。
安隆上人という人がおられ、ある時に夢で備前金岡庄の観音堂を修築するようにというお告げを受けて瀬戸内海を進んで目的地へ急いでいました。
その途中、安隆上人の目の前に竜神が現れ、彼にサイの角を授けました。信心深い安隆上人はそのサイの角を大事に持ち、自ら寺を建てる際に地面に埋めておいたのです。安隆上人という人がおられ、ある時に夢で備前金岡庄の観音堂を修築するようにというお告げを受けて瀬戸内海を進んで目的地へ急いでいました。
その事からサイ(犀)の角を戴いた寺、転じて犀戴寺(サイダイジ)となり、いつしかその文字が変化して現在の西大寺となったそうです。今から1200年以上も前のお話だそうです。林先生も知らない初耳学でしょう!
社会科見学の3つめのめあてだった公共の場所でのマナー。しっかり守って,お弁当やおやつを食べることができていましたね。たいへん立派でした。 とっても素敵なお弁当も拝見しました。朝早くからお弁当を作ってくださったおうちの方々,本当にお疲れ様でした。
午後は,もう一つの見学場所のお菓子工場の見学です。畠山製菓の社長さんが出迎えて,お話をしてくださいました。会社説明のビデオも見せていただきました。その後,工場の中の見学です。米やもち米を精米したり,もちをついたりする機械を始めとするいろいろな機械がありました。時間によって,動いている機械もあれば,休んでいる機械もあるんですね。見学行程は,マスク・帽子の着用が義務づけられていました。社長さんも例外ではありません。扉もきちんと閉めて,虫やゴミをシャットアウトです!
焼き上がったせんべいがいい香りをさせながら次々と流れていきます。興味津々!!
工場で焼きたてのお菓子を社長さんから手渡しでいただきました。これは,おかきか,せんべいでしょうか?おかきとせんべいの違いは,教えていただきましたね。これは,お米(うるち米)を原料とするせんべいでした。サクサクした食感がたまらない美味しさでした!
畠山製菓の社長さんの自慢が,値段が多少高くても原料のお米は,日本産のお米を使っているとのことでした。日本の農業を大切にされている気持ちが,嬉しくなりました。
質問タイムでは,見学だけでは知ることのできない働いている方々の気持ちを尋ねることができた はざかわっ子たち。お客さんの喜ぶ声が嬉しいからこそ,元気に働けるのですね。会社として,お客さんや日本を大切にしたい気持ちが様々な工夫を生み出しているのですね。
最後にバスの中で,畠山製菓の黒田官兵衛せんべいと西大寺観音院のお守りが配られました。せんべいは,家族の数に割っていただくようにと言われていましたが・・・?みなさんのお口に届いたでしょうか。西大寺観音院でいただいたお守りには,宝木につけている同じ香りがしているそうです。匂った感想はどうでしょうか?実りの秋にふさわしい充実した社会科見学でした。
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