どの学級でも,学級をよりよくするために,子ども達が自分たちで学級のいろいろな課題を解決しようと話し合います。解決に向けた話し合いを重ねていくことで,一人一人がいろいろな考えや思いがあることを知り,その中で,共に生活していくために,折り合いをつけていくことの大切さと方法を学んでいきます。
司会や記録をする係の人たちで,事前に話し合いの手順を計画しておきます。折り合いをつけて,みんなの考えをまとめていくためには,よりどころとなる話し合う理由が大切です。
「みんなが楽しめる~」とか,「仲の良い~」などの言葉が,今回の話し合いのキーワードとなっていました。大切にしたい言葉を手がかりに,話し合いを進めていきました。みんなで話し合う中で,違った考えだったのが,だんだんとまとまっていきます。
一年生の教室でも,学級会が開かれています。板書の記録は,先生がしてくれていましたが,司会の役割も,しっかりとつとめていました。自分の考えを伝えて,友だちの考えを聞いて,よりよい学級にしていくために答えを探していきます。正しい答えは,すぐには見つからなくてもいいのです。みんなで探し,話し合ったようにやってみて,その取組を振り返り,また,よりよい方法を見つけていけばいいのですからね。