12日の金曜日に,2年生と3年生は,奥迫川まで歩き,大山桜の見学に行きました。
分校を出発して30分程歩くと,陀娑山(ださやま)の登り口に着きました。
ここから標高約150mの中腹にある大山桜まで登ります。
大山桜は,平成18年に,岡山県の天然記念物に指定されたそうです。樹齢は,推定約500年くらいと言われています。品種は,エドヒガンとカスミザクラもしくはヤマザクラとの自然交配種だそうです。奥迫川の方が教えてくださいました。
登ってみると,奥迫川の「花咲か爺さん」と呼ばれている現吾さんと大山桜の歌を作曲されたよしこさんが,待ってくださっていました。現吾さんは,大山桜の歌の作詞をされました。
今年は,気温の低い日が続いて,満開になった日が例年より少し遅かったようです。毎年子どもたちが登る頃には,葉桜になっているのですが,まだ少し花が残っていて,子どもたちも大変嬉しそうでした。クローン桜の方が,多く残っていたようです。スクラム隊の方も一緒に登ってくださいました。
よしこさんのキーボード演奏に合わせて,はざかわっ子みんなで大山桜の歌を歌います。
毎年恒例の行事です。よしこさんも現吾さんも楽しみにしてくださっていました。
みんなの笑顔から,楽しく過ごしている様子が伺えます。今年も大山桜に会えてよかったね。
先日,放送局の取材があり,町内会長さんや地元の方が,来られた方に「桜まつり」を楽しんでいただくために,協力して桜の周りの草刈りや山道の整備をされ,お店を出されているところが放送されました。ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。上空から撮影された大山桜が大変美しく,すばらしい映像でした。ご神木と言われ,伝説もある大山桜です。
3年生は,これから総合の学習で,大山桜について調べていきます。奥迫川の宝物のひとつ,大山桜を大切に守っていきたいですね。
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