迫川分校の学区は,迫川,茂曽路と奥迫川です。奥迫川のお友だちは,現在は通ってはいませんが,以前は奥迫川からもたくさん通ってきていたそうです。今日は,そんな奥迫川の地域を訪ねて,しいたけ栽培の様子を見学させていただきました。
奥迫川には,大山桜見学の時にみんなで来たことがありましたが,しいたけ栽培のビニールハウスは熊野神社近くにあるので,大山桜の登山道入口よりも奥へと進みます。あじさいのきれいなあじさいロードと呼ばれる道を歩きました。夜には,蛍もやってくる自然豊かなところで,ホタルロードとも言われているそうです。先日アメリカから来た留学生が,ホタルを見に奥迫川を訪ねてきたそうです。そんなホタルロードに初めて来た はざかわっ子もいたようです。ここ奥迫川は,はざかわっ子にとっても地元の一つ。今度は,ホタルに会いに,おうちの方と来てみるのもいいですね。
(6月12日にはホタルウォーキングが行われ,第2回ホタル祭も実施されたそうです。)
はざかわっ子たちが来るので,名人の奥様と娘さん(分校の先輩)が道に出て待っていてくださいました。。
しいたけ栽培名人のビニールハウスに案内していただき到着です。
早速,ビニール手袋を着用し,中に入れていただきました。たくさんのしいたけが育つように,何段にも重ねて栽培をされていました。様々な工夫があるようです。
「好きなだけ採ってください。」と言っていただき,「しいたけ狩り」の始まりです。
袋いっぱいになるまで,しいたけが採れた はざかわっ子もいたようです。
しいたけ狩りを終えて,名人から様々なお話を伺いました。水やりのことから,育て方,収穫する時期などしいたけ栽培の話をいろいろ聞かせていただきました。しいたけを育てていて嬉しいことなども尋ねました。苦労しても,しいたけが育ってたくさん収穫できると嬉しいそうです。この菌床しいたけは,ビニールハウスを使うことで,一年中育てることができるそうです。収穫した しいたけは,岡山市サウスビレッジのロードサイドマーケット(農作物直売所)で販売したり,岡山市中央卸売市場に出荷するそうです。
迫川分校学区で育てられた『しいたけ』が,たくさんの方の食卓に彩りを添えているかと思うと何だか嬉しくなります。
帰りには,菌床しいたけのシールもいただきました。
しっかりとお礼のあいさつをして,分校に向かいます。
見学を終えて帰途についた はざかわっ子の中から,こんなつぶやきが聞こえてきました。「しいたけは得意じゃないけど,このしいたけは食べてみたいなぁ〜」と。ものづくりに触れることで,そのものの見た目や味だけでなく,その中に込められた作り手の思いや大きくなる過程を知ることで,今まで気づかなかったことにまで,思いを寄せることができたのですね。
片道約2kmの道のりを自ら歩き,食育にも通じる学習ができ,文字通り,たくさんの収穫のあった見学となりました。本当にありがとうございました。
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