2017年12月12日火曜日

『歯がぬけた』(中川ひろたか/作、大島妙子/絵、PHP研究所)    ~お話広場~

 誰もが歯がぬけた経験がありますよね。『歯がぬけた』(中川ひろたか/作、大島妙子/絵、PHP研究所)を保健室の先生に読み聞かせてもらいました。自分の歯のぬけた経験を思い出しながら,聞いた人も多かったのではないでしょうか。 
 このお話に出てくる男の子は,ぬけた歯をとっておいたんだね。みんなは,どうしていますか?
上の乳歯を床下へ、下の乳歯を屋根上へ投げる人もいたのではないでしょうか。それは,次に生えてくる永久歯をその方向へちゃんと導いてくれるように,というおまじないからですね。
 またその際、「ネズミの歯のように強くなーれ!」や「ネズミの歯と変ーわれ!」というような願いをかけることが多いようです。ネズミの歯が後から後から伸び続けることにあやかったのでしょう。
  実は,保健室の先生も子どもの頃にお世話になってぬけた歯を大事にとっておいたそうです。ずっと前にぬけた歯なのに,今でもきちんとあるなんて,ビックリです!
 お世話になった歯を大切にできるのだから,今,しっかり働いてくれている大人の歯は,もっともっと大切にされているでしょう。
 先生から,「歯を大切にすると言うことはどういうことかな?」と尋ねられると,賢いはざかわっ子からは「歯みがきを食後には,きちんとすること!」と良い答えが返ってきました。「だらだら食べない」とも。みんなよく知っていました。
 先生から,もう一つ良いことを教わりました。歯を大切にするには,よく噛むことです。だ液で歯のばい菌を流してくれるのですね。歯並びを良くすることにもつながるそうです。
  『歯がぬけた』のお話から,歯にまつわる大切な勉強もできました。次回もお楽しみに。



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