3年生は,総合的な学習の時間に,御崎神社を見学しました。
御崎神社と奥迫川にある熊野神社を守られている河田宮司さんが来てくださり,神社のことをお話してくださいました。また,近藤連合町内会長さんは,昔の灘崎地区のことを教えてくださいました。
まず,神社に着くと近藤会長さんから,お参りの仕方を教えていただきました。
鳥居をくぐり,「入手水舎」で手水をとり,身を清めます。参道を通り,社殿の前まで進み,「二礼二拍手一礼」の拝礼の仕方をお手本を見せていただき,学ぶことができました。
中に入ると,宮司さんから,おはらいをしていただき,その後は,御崎神社についてのお話を聞きました。社殿の中は,参拝する方が拝むところと,宮司さんが祝詞をあげるところ,神殿の3つの部屋に分かれていることを教えてくださいました。
また,氏子の方が,灘崎地区に大勢いらして,「お宮参り」にお参りされていること,宮司さんの仕事のことなど,分かりやすく話してくださいました。
3年生の子どもたちは,
「妹が,赤ちゃんの時に一緒に来ました。妹は,宮司さんにだっこしてもらったのを覚えています。」
「なぜ,御崎神社という名前がついたのですか。」
「宮司さんが,この仕事をしていて,嬉しかったことは,どんなことですか。」
「参拝の作法は,いつから始まったのですか。」
「狛犬は,どうして置いてあるのですか。」
など,質問をしたり,メモを取ったりして,話を聞きました。
また,近藤会長さんも,(今は台座だけになっているのですが,)馬の写真を社務所から持ってきてくださいました。中に飾ってある,絵馬や当時の様子が描かれた絵などを見ると,その時代のことがよく分かることにも気づかせてくださいました。
最後に,外に出て,ご神木のことや,山から運んできた鳥居のことを説明していただきました。
いつも見ている御崎神社が,いつもと違って見えた子どもたちの様子がうかがえました。
地域の方々のご協力で,御崎神社が大切に守られていることを実感いたしました。
これからも,迫川分校学区のことや灘崎地区のことを地域の方からしっかり学び,子どもたちが大きくなってからも伝えていくことができるようになってほしいと思います。
河田宮司さん,近藤連合町内会長さん,お世話になりました。ありがとうございました。
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