あといくつで１０？

　１年生の算数の授業です。先週から，繰り上がりのあるたし算の学習に入りました。
はじめに，先週の復習をしました。
「８＋３は，どのようにして計算しましたか。」と先生が尋ねました。
「10をつくると，できる。」
「10のまとまりをつくると，かんたん！」
　
　では，今日の問題です。
「くまのおにいさんは　くりを　７こ　ひろいました。いもうとは　４こ　ひろいました。あわせるとなんこになりますか。」

「今日のめあては，７＋４の計算の仕方を説明しようです。計算するだけではなく，今日は，考え方もお話する学習です。」と先生が話しました。
子どもたちは，数図ブロック盤とブロックを出して，操作しながら考えます。その後，先生用のブロックを使って発表します。

　

「10にするには，３たせばいいので，４から３もってきて，10。10と1で11です。」
「７に３をたして10。１こ　のこるので，あわせると11です。」
「４を３と１にわけて，７に３をたします。10と１で，こたえは11です。」

「今度は，自分で言えるかな。やってみよう。」と先生が言われると，子どもたちは，ブロックを操作しながら説明します。
「４を３と１にわけます。７に３をたして10　10と１で11です。」と唱えました。

　今日は，繰り上がりのあるたし算の考え方を，数図ブロックの操作を通して言葉でまとめていく学習でした。みんな『10のまとまりをつくる』ことができていました。