奥迫川には,大きな桜で有名な『大山桜』がありますが,実は,小さくても豊かな自然を象徴する『ホタル』の存在も忘れてはいけません。きれいな水でしか育たないともいわれ,素敵な自然がこの奥迫川にあることをみんなに伝えてくれているのです。地域の宝ですね。
夜行性のその『ホタル』は,日中には出会うことがありません。そこで,その『ホタル』に詳しいホタル博士に来ていただき,お話を聞かせてもらうことにしました。
はざかわっ子3年生の他にも,この素敵なホタルのことをもっと知りたい地域の方々が迫川分校においでになりました。みんなで一緒に勉強です。
ホタル博士は,3年生でもわかるように,たくさんの資料をもってきてくれました。何よりの資料が,ホタルそのものの幼虫をつれてきてくれました。今年生まれたばかりの小さな小さな幼虫です。去年生まれて大きくなってきている幼虫も見せてくれました。虫めがねで大きくしてみると,ムカデのようにたくさんの足があると思っていたものが,実は,足ではないことに気がつきました。足だと思っていたものは,エラだそうです。ホタルも昆虫なので,足は6本なのですね。勉強になりました。
実物をみながら,観察するのは,興味がつきません。
小さくても存在感があります!大きさは・・・
幼虫も成虫のホタルのように光ることを聞いて?。本当かな?そこで,実験です。覆いをかぶせて暗くして,ちょっぴり刺激を与えると・・・,光った!!驚きです。
当初,45分の勉強のつもりでしたが,ホタルにふれ,ホタルに神秘的な魅力を感じ,時間が経つのを忘れるぐらい勉強することができました。
しっかり見て,聞いたはざかわっ子たちに,ホタル博士から,この日つれてきてくれたホタルの幼虫をおいてくれることになりました。これから,観察をつづけてみることにします。図書館の前には,さっそく,ホタルのコーナーも用意してもらっています。ホタルが元気に育つように勉強しなくてはね。
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