今朝も,子どもたちを通用門で迎えていると,朝の挨拶とともに,「やっとみんなと遊べるー!」と嬉しそうな表情で話す子どもたちの声が聞こえました。
朝の準備が終わると,子どもたちが運動場に出て,なかよく遊んでいました。数日の間に,子どもたちを待っていたかのように,サクランボの木が赤い実をつけ,クローバーの花がたくさん咲いていました。
3時間目の合同体育は,新体力テストの「20mシャトルラン」の学習でした。
今日は,シャトルランの走り方を覚える学習です。シャトルランは,全身持久力(動きを持続する能力)を測定する運動です。
まず,3年生が走り,2年生は記録係をします。1年生は,音楽と先生の笛の合図に合わせて走るやり方を見て,覚えます。その後,2年生,1年生の順に走る練習をしました。
1年生は,初めての新体力テストです。シャトルランの音楽と笛の合図をよく聞き,一生懸命走っていました。
50m走とソフトボール投げは,4月に測定しました。50m走は,毎年,分館のグラウンドをお借りして実施しています。ソフトボール投げは,1年生から3年生まで,みんなで協力して測定しています。
今週は,20mシャトルラン,反復横とび,上体起こし,立ち幅とび,長座体前屈,握力を実施する予定です。
新体力テストは,子どもたちの日常生活での運動習慣と基本的な生活習慣などの改善を促進することを通して,体力や運動能力の向上を図ることを目的としています。平成10年から行われています。
8つのテスト項目の結果を通して,体力を「すばやさ」「タイミングのよさ」「体の柔らかさ」「力強さ」「ねばり強さ」の5つの運動特性(動きの特性)から把握し,指導に活用していくようにしています。「すばやさ」は,反復横とびと50m走の測定値から知ることができます。
昨年度の全国の調査結果から,「運動・食事・睡眠」の全てが大切と思っている児童は,規則正しい生活習慣を身に付けていることが分かり,そして,運動やスポーツをすることが「好き」と回答した子どもが多く,体力合計点も高い傾向にあることが分かりました。体力合計点は,全国平均を上回っていたそうです。(スポーツ庁の調査から)
「運動・食事・睡眠」の大切さを伝え,子どもたちの意識を高め,体力の向上につながるような働きかけを,わたしたち大人がしていきたいと思っています。
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