2020年5月28日木曜日

ホタルを守ろう

 奥迫川の地区には、「ホタルロード」と示している案内板があり、宮川に沿って紫陽花が美しく咲いている道を歩いていくとホタルを見ることができます。6月の中旬頃まで見られるそうです。

 

 今年も「ホタル研究家」の岡本先生にお越しいただき、3年生の子どもたちが、ホタルについて学習しました。子どもたちが自分で観察できるように、ゲンジボタルの幼虫と餌のカワニナという巻貝、虫眼鏡などをそれぞれの机に準備してくださいました。

 
  はじめに、岡山県の代表的な3種類のホタルについて教えてくださり、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメホタルの違いを分かりやすく説明されました。子どもたちは、ゲンジボタルの幼虫の餌の食べ方、さなぎから成虫になること、卵も幼虫も成虫も光ることなどを実物や写真を見ながら学ぶことができました。ホタルの幼虫やカワニナ、成虫の体のつくりにも興味をもってお話を聞きました。


 また、質問タイムの後には、「ホタルクイズ」を準備してくださり、子どもたちは、楽しみながらたくさんのことを知ることができました。さらに、美しいホタルを守るためには、子どもたちにどんな活動ができるかを考えるヒントをくださいました。
 
 灘崎地区では、「なださきホタルの会」の方々が活動されています。子どもたちと一緒に清掃活動もされています。奥迫川の自然や美しい川を守っていくための、地域の方の取り組みについても学び、子どもたちの力でできることを考えていくことが必要だと感じました。子どもたちのために事前にいろいろな準備をしてくださった岡本先生、ありがとうございました。

 

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