2016年12月13日火曜日

人権週間の読み聞かせ  12/9

今年の人権週間では、「ほかほか言葉」「ちくちく言葉」について考える取り組みを行っています。その取り組みの一つで,図書の時間などを使って,本の読み聞かせを行いました。


1年生には,『どんな きもち?』(ミース・ファン・ハウト作 西村書店)を読んで,どんな気持ちのときに心が「ほかほか」,「ちくちく」するかを考えました。
赤い札で「ほかほか」,青い札で「ちくちく」を表します。読んだあとに,どっちの気持ちになりたかいを聞くと,みんな一斉に「赤いほうのほかほか!」と答えていましね。その次に友だちとけんかしてしまうお話の『むねがちくちく』(長谷川集平作・絵 童心社)を読みました。読んでいるときにも,青い札と赤い札があがります。「ほかほか」「ちくちく」について考えながら聞くことができていました。「ちくちく言葉」を言ったり,言われたりした後のことについても,どうしたらいいのかを考えることが大事ですね。

 2・3年生には,『ええところ』『へなちょこ』(くすのきしげのり作 ふるしょうようこ絵 学研教育出版)を読みました。自分の「ええところ」を探す女の子は,その中で友だちの「ええところ」にも気づきます。

週目標で「ほかほか言葉」を集めているはざかわっ子たちは,友だちの「ええところ」を見つけているところです。読んだ後に,友だちのいいところを言い合おうと,一人ずつのいいところを発表していました。ちょっと恥ずかしそうに発表していましたが,友だちが見つけてくれた「いいところ」,自分では気づいていないこともあるようです。

「ほかほか言葉」を集めながら,友だちの「いいところ」,自分の「いいところ」をたくさん発見できるといいですね!
















2016年12月12日月曜日

心に咲く花    ~児童朝会~

 
  ありがとうっていったら/みんながわらってる
 そのかおがうれしくて/なんどもありがとう

 11月にみんなが歌っていた朝の歌の出だしの歌詞です。

 「ありがとう。」と言われると心がほかほかしてきます。「お早う。」と言われると心がさわやかになります。「ごめんね。」と言われると悲しかった心が和らぎます。「大丈夫?」と言われると寂しかった心が元気になります。
 わたしたちは,お互いにそうした声を掛け合いながら,心の中にすてきな花を咲かせているんですね。だから,毎日楽しく元気に生きていくことができます。

  でも,わたしたちの心の中に,人を区別する気持ちが起きることがあります。
 そんな気持ちのときには,「きらい。」「あっち行って。」と言った残念な言葉が出てしまうことがあります。そうなると,言われた相手の心の中の花は,どうでしょう?一気にしぼんだり,かれたりしますね。
 ときには,命の花がしぼむことだってあります。みんなだれでも,仲良く元気に生活したいと願っています。いつも心の中にきれいな花を咲かせておきたいと願っています。そして,その願いをじゃますることはだれにもできません。許されません。
 「ありがとうの花」の歌のように,みんなが笑顔で,お互いの心に,すてきな花を咲かすことができるようになりたいですね。そして,それぞれに咲いたその心の花をお互いが大切にしていく,そんな学校にしていけるといいですね。

 迫川のみんななら,きっとできます。「すてきな自分」をめざしているみんななら,きっと!


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 児童朝会の後には,今月のお誕生会をしました。12月生まれのお友だちが,みんなにお祝いしてもらいました。校長先生も12月のお生まれでした。
 「おめでとう」「ありがとう」が響き合う,心の温まる迫川分校の朝の一コマでした。