2016年7月15日金曜日

日本の伝統文化体験   茶道教室


 伝統文化体験の一つとして茶道教室を開きました。

 わくわくルームを敷物を敷いて,掛け軸を飾り,お茶室として茶道教室を開きました。飾られた掛け軸は,はざかわっ子に絵を指導してくださっていた方の描いた「大山桜」です。
 茶道から,正座・おじぎ・立ち方・歩き方の正しい立ち振る舞いを勉強します。
   2,3年生は,お茶の歴史についても勉強しました。
・約800年前に岡山で生まれた栄西が中国からお茶の種を持ち帰り,京都に蒔かれ全国に広まったこと。
・初めは,薬として飲んでいたお茶を約400年ほど前に千利休たちによってお茶のしきたりができたこと。
・茶道は,今もずっと変わらず,日本文化として引き継がれていること。
 長い歴史をちょっぴり感じつつ,お茶を味わいました。
  1年生は,初めてのお茶だったので,作法を中心に勉強しました。初めてお茶を味わった はざかわっ子には,「苦い〜!」という声も上がっていたようですが,作法を守ろうと上手にいただくことができました。正座やおじぎの立ち振る舞いにもしっかりと取り組みました。

  夏休みには,おじいちゃん,おばあちゃんの家にお出かけしたり,お客さんをお迎えしたりすることもあるでしょう。そんなとき,勉強したことを生かせるといいですね。

 

  

ぶどう栽培見学  袋がけしたブドウが今・・・  7/15

 6月に迫川のブドウ栽培名人を訪ねて社会科見学をさせていただきました。袋かけ体験もさせていただいたそのブドウは,今どうなっているんだろう?ブドウ作り名人のビニルハウスを再び訪ねました。
なんと,大きな実が熟していました!!名人のハサミを借りて収穫体験をさせていただきました。名人をまねて片手で実を持ちつつハサミを入れます。枝から切り離された実が手のひらにズシッ!あまりの重さに危うく手から落ちそうになった はざかわっ子もいたようです。幸い誰も落とさなくてよかったね。ホッ(^^;)
 収穫させていただいたブドウは,一粒一粒が大きく,ブドウの甘い香りがしました。持ち帰ったブドウを1,2年生とも一緒に味わわせていただきました。1年生からも「おいしい!」というつぶやきも聞こえ,収穫した3年生もニンマリと笑顔がこぼれます。
丹精込めて作られたものと知っていただくブドウの味は格別でした。見学,そして,収穫までさせていただき,本当にありがとうございました。

2016年7月14日木曜日

水難事故から命を守るために・・・  着衣泳体験

 はざかわっ子は,夏休み前に「水の事故で命を落とさない」という思いを心に留めておくように,着衣水泳を実施します。1年生から3年生まで長袖の服を着て,プールにやってきました。
水難事故に遭遇してしまうと・・・どうなるのでしょうか?長袖の服を着て,プールで体験します。
 いつも通り,準備運動をしてシャワーを浴びて,用意していた靴を履いたままプールに入ります。
 プールに入ってみると,体が重くなった感じがします。思うように体が動かないぞ!!
 服を着たままの状態に,少し慣れてくると,水難事故に巻き込まれたときのことを考えて助けが来てくれるまでにできることを教わりました。
 仰向けになって,力を抜くと浮きやすくなること,うまく浮くことができれば,息ができるようになり,助けを待てるかもしれないのです。空のペットボトル1.5Lのようなものがあれば,しっかりと浮くことができます。実際にペットボトルを抱えてみると,「浮いた!!」と実感できました。
 流れのないプールで,浮くことが精一杯のはざかわっ子たち。これが,流れのある川や波のある海では,想像もできないぐらいの怖さを感じることでしょう。
 暑い夏だからこそ楽しくなる水遊びですが,水を甘く見ないで,大人の人とその場その場のルールを守って,安全に楽しんでほしいと願っています。

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 服がぬれると,力が出ない~!(*^_^*)
いやいや,脱ぎにくい~。これも貴重な体験でした。

2016年7月13日水曜日

ようこそ 迫川分校へ ~ロシア・香港留学生 来校!!~

 岡山に日本語の勉強に来ている留学生の方々が迫川分校にいらっしゃいました。今回おいでになったのは,ロシアと香港の方々です。
 迫川分校で外国の方とお話ができるのは,ALTの先生が来てくれたとき以来なので,はざかわっ子たちは,どんな方がおいでになるのか,うきうきワクワク楽しみにして待っていました。

 分校に到着したら,まずは,給食でおもてなし。それぞれのグループに加わっていただき,会食を楽しみました。ゴーヤに苦戦をした留学生の方もいらしたようですが,1年生と励まし合って完食されていました。「食」も大事な日本文化です。苦手な食材にも挑戦される姿に,勇気づけられたはざかわっ子もいたようです。
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  スーパー昼休みには,はざかわっ子「なかよしチーム」が,留学生の方と一緒にするゲームを進めてくれました。みんなですぐに楽しめるように,おなじみのジャンケン列車です。ピアノの合図でゲームを進めます。かけ声は違えどジャンケンは同じ。ルールは,すぐに通じたようです。はざかわっ子の背の高さに合わせて,目線を合わせてくださるさりげない心遣いも嬉しかったね。思いやりは,万国共通ですね。
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続いて,3年生が中心となって交流会を開きました。

 4人の方に自己紹介をしていただきました。みなさん,はざかわっ子たちにわかるように日本語で,話してくださいました。驚くことには日本語を勉強されて,まだ1年にも満たないそうです。
 自ら,知りたい!話したい!そんな気持ちが学びのスピードを加速させるのでしょうか。母国語と英語,そして日本語の3カ国語を話せるって素敵ですね。
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 1,2年生にも相手の国々のことを少しでも知ってもらえればと考えた3年生は,図書の先生に他の図書館から資料を取り寄せてもらってロシアと香港について調べました。みんなに知ってもらうといいことをクイズ形式にまとめました。準備のかいあり,1,2年生にも留学生の方々にも喜んでもらえました。ところどころで,留学生の方から補足の説明もいただき勉強になりました。ロシアの民芸品マトリョーシカの紹介では,手作りのイラストを用意してあり,よく分かりました。さらに小さい人形のイラストも用意していたのは,よく工夫されていましたね。本物のマトリョーシカをロシアのマリアさんからも見せてもらって,手作りのイラストを使った説明通りだと感心しましたよ。

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 おもてなしの一つとして,はざかわっ子の頑張っている姿を見せることにしました。1・2年生は,運動会で身につけたダンス「ビューティフルネーム」を披露しました。久しぶりでしたが,プールの準備運動でも踊っているので,バッチリでした。
 3年生は,「南中ソーラン!」。あのとき使った法被も用意し,力強く踊りました。留学生の方々が大いに喜んでくれて,はざかわっ子も大満足でした。
 1時間という短い時間でしたが,はざかわっ子のおもてなしの心が通じた有意義な交流をすることができました。
 香港は約2400km,モスクワに至っては,約7300kmも離れた遠方からおいでになった留学生の方々。はざかわっ子の「どうして日本に来たの?」の問いに,「世界のことをもっともっと知りたいからだよ。」と答えてくれた留学生。知りたいという気持ちが,日本語を学びたい,実際に見たい,訪ねたいという欲求,そして行動につながっていくのです。私たちも『知りたい』という気持ちを大切にしていきたいですね。