2017年10月31日火曜日

「ハロウィン」の日の・・・   ~なだ読~

 10月31日の「なだ読」(清掃後の読書タイム)は,迫川分校の「お話広場」(図書の読み聞かせ)の日でした。
 この日は,10月31日の「ハロウィン」だったこともあり,『おおきなかぼちゃ』(エリカ・シルバーマン作 S.D.シンドラー絵  おびかゆうこ訳 主婦の友社)が選ばれました。
 この話には,はざかわっ子が楽しめる秘密がいくつかあるのです。読み進めていくと,1年生が「わくわく発表会」で,取り組んだ「おおきなかぶ」のお話に似ていることに気がついてきます。
 作者のエリカ・シルバーマンさんは,アメリカの作家さんなのですが,ロシアの民話「おおきなかぶ」が大好きだったそうです。登場人物の不気味なモンスターたちが,なじみのあるお話にのり,ユーモラスに描かれているのです。
 さらに,はざかわっ子には,かぼちゃはとても親しみのある存在です。かぼちゃと言えば,「どでかぼちゃ!」が思い浮かびます。魔女のパイを見ながら,分校玄関に飾られたはざかわっ子の「おおきなかぼちゃ」も,何になるんだろう?と楽しい想像と期待がふくらみます。
 「ハロウィン」の海外の風習と,他国の民話が融合した楽しいお話でした。世界中の文化や食べ物に,関心が広がるのも本の楽しさの一つですね。
 お話を聞いて,思い思いの感想を出し合い,楽しさ,おもしろさを一緒に味わいました。次のお話広場も楽しみですね。

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