2019年9月20日金曜日

ふたりは ともだち 

 5時間目の2年生の教室では,「お手紙」のお話を学習していました。
今日は,お手紙がもらえないがまくんの気持ちを,がまくんとかえるくんの会話文を中心に読み取る学習です。

 子どもたちは,二人の会話から,がまくんの悲しい気持ちが分かる言葉に線を引いたり,思ったことを書き込んだりしました。

 

「一日のうちの かなしい時なんだ。」から,がまくんがお手紙を待つ時が悲しいです。
「いつもぼく,とてもふしあわせな気持ちに なるんだよ。」からも,とても悲しいことが分かります。
「だって,ぼく,お手紙もらったこと ないんだもの。」から,お手紙をもらったことが一度もないから悲しいと思います。
「だれも,ぼくにお手紙なんかくれたことがないんだ。毎日,ぼくのゆうびんうけは 空っぽさ。」
のところが悲しいです。

 先生から,「気持ちがよく分かる言葉を選んで話してみて。」と言われると,子どもたちは,がまくんの気持ちを想像しながら,また考えました。
 
 「ああ。 いちども。」「だれも。お手紙なんか。」「空っぽさ。」「そのためなのさ。」など,がまくんのすねている様子やあきらめている気持ちなど,心情が分かる言葉を選びながら自分の言葉で話しました。

 「ふたりとも,かなしい気分で,」や「そりゃ,どういうわけ。」「いちどもかい。」など,がまくんだけでなく,かえるくんの行動や言葉にも着目した子どもたちは,がまくんを心配しているやさしいかえるくんの気持ちも話し始めました。

 

 今日は,毎日お手紙を期待して待っているがまくんと,がまくんを思うかえるくんのやさしさにも気がついた子どもたちがいました。次の学習への見通しがもてているな。と思いました。2年生は,8名でしっかり学び合っています!音読が変わっていくのも楽しみです。

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